2023年12月の保良ゲート前

一刻も早く、宮古島からミサイル・弾薬の撤去を!そして、ミサイル基地の撤去を!   
3棟目の弾薬庫なんか造らせてたまるか!
 
 
 12月。「安保3文書」閣議決定から1年が経過し、この国の「安全保障政策」と称するものの本質が、琉球弧の島じまに対する暴力であるということが、あからさまに、際立ってきました。そして2023年も、宮古島・保良の住民の方々は、毎日のように、ゲート前に立ちました。

 12月の保良。先月は「自衛隊統合演習」もあり、毎日のように軍事訓練がくり返されましたが、12月は減りました。それでも、ミサイル車両等の保良集落内走行はなくなりません。3棟目弾薬庫建設に向けた(と思われる)巨大「擁壁」の工事は、どんどん横に伸びています。「隊舎」計画地と弾薬庫の間には、沈砂池をつくるのでしょうか。
 2023年、年内の工事とゲート前抗議行動は、28日まで行われました。

▼保良での12月の軍事訓練予定▼
屋外:1(金)、5(火)、13(水)の3日間
屋内射場:4(月)、5(火)、6(水)、7(木)、8(金)、14(木)、15(金)、16(土)の8日間「実包等使用」

▼この間の宮古島・保良と、南西シフト関連の動き▼
□12月 3日報道 米陸軍、2024年から、インド太平洋地域に地上配備型の中距離ミサイルの展開を始める方針…米太平洋陸軍の報道官が明言。(日本経済新聞)
12月 4日他 住民の抗議を無視し、今月も相次ぐ、軍用車両(大型ミサイル車両等を含む)の保良集落内走行。
□12月 6日報道 「石垣駐屯地」拡張計画が判明。基地西側の土地を新たに取得し、訓練場の敷地を広げる。日米共同使用を想定。2024年度予算に関連経費を計上する方針。□12月 7日(木) 与那国町長糸数、与那国空港の滑走路延長と比川地区への新港整備を改めて要請。
□12月 8日報道 「新田原基地」拡張計画が判明。基地の北西に隣接する25haの土地を新たに取得する方針。
□12月 9日報道 与那国町または多良間村から避難した住民を、熊本県八代市が受け入れる、という内容の避難計画。2024年度内に政府が策定を目指す「沖縄県・先島諸島住民の九州各県への避難計画」の一部として2023年度内に先行して策定する方針。
□12月15日(金) 政府の「特定重要拠点」施設整備計画に関する求めに対し、沖縄県が回答。「自衛隊などの使用の考え方などについて不明な点が残り、引き続き調整が必要」「来年度の予算措置の要望は行えない」
□12月16日報道 鹿児島県さつま市に自衛隊の弾薬庫整備…の方針が判明。2024年度予算に適地調査の費用を計上する方針。
□12月19日(火) 「『どんたちの馬毛島を返してや』馬毛島基地反対住民訴訟原告団」(17日結成)の訴状を鹿児島地裁が受理。
□12月20日(水) 辺野古、沖縄防衛局の設計変更申請承認「代執行」に向けた訴訟、沖縄県が敗訴
□12月22日(金) 政府、2024年度予算案を閣議決定。軍事費、過去最大の約7兆7千億円
□12月22日 大分分屯地に、さらに大型弾薬庫7棟を整備する計画判明。2024年度予算案に7棟のうち3棟の調査・設計費。(11月29日に、2棟の弾薬庫新設工事が始まっている)
□12月25日(月) 空路 新石垣ー波照間路線、1月22日に運行再開(17年ぶり)すると県が発表。「第一航空」
 埼玉県在住のFujikoさん(うたうたい・島じまスタンディング)は保良ゲート前行動のSNSグループに参加して、ほぼ毎日、「保良だより(遠隔リポート)」を、保良の方々の許可を得てfacebookで発表しています。

▶Fujikoさんfacebook

  ↓以下、「保良だより」を毎月一回の〝島じまゆんたく〟でスライド上映するためにまとめた画像です。

 2023年12月の「保良だより」1109〜1131より。原作はFujikoさん。写真は保良ゲート前のみなさまから。編集は石井杉戸です
 






 


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