「馬毛島基地」着工と、1.12官邸前緊急行動



 2023年1月12日、自衛隊「馬毛島基地」建設の「本体工事」が始まった。防衛省による環境影響評価書(アセス)の公告と同日、これから評価書の縦覧期間が始まるという日の着工だった。

 同日午前4時(米国時間11日午後2時)、ワシントンで日米安全保障協議委員会「2+2」が開かれ、その共同発表文書には「閣僚は、空母艦載機着陸訓練を含めた目的のために使用される、馬毛島における自衛隊施設の整備の進展及び将来の見通しを歓迎した」と書き込まれた。その翌々日にはワシントンで日米首脳会談が行われ、日米共同声明が発表された。

  12日朝、防衛省の職員や建設作業員およそ40人が種子島から船で馬毛島に渡った。午後2時頃、馬毛島の中央部で樹木の伐採が行われる様子が、報道各社のヘリから確認された。馬毛島の破壊が始まった。

▶南日本新聞の「馬毛島ルポ」

 馬毛島の葉山港の近くにはいつの間にか既に、作業員用の2階建て宿舎4棟が立ち並んでいる。基地を囲む「外周道路」の工事は昨年7月に、葉山港内外の海底を掘り下げ工事用大型船舶を入港出来るようにする「浚渫工事」は昨年8月に、それぞれ始まっている。軍港建設のための海上ボーリング調査は既に終わっている。環境アセスの対象を逃れた作業や工事はなし崩し的に進められた。建設業者が「普通なら8年はかかる」と驚いたという1.17 南日本新聞)工期を4年で済ませるために、「本体工事」の準備は用意周到に始められていた。

 公告されたアセス評価書によると、陸域工事ではまず森林が伐採され、次いで造成工事が始まる。岳之腰は削られ、約1,100万㎥の切土は盛土として使われ、約430haの土地が飛行場と飛行場関連施設建設のために平たく固められる。海域工事では、東海岸で仮設桟橋と防波堤の基礎工事がまず始まる。企て通り進めば、早い段階で多くのものが失われる。

(「馬毛島基地(仮称)建設事業に係る環境影響評価書」の「あらまし」と「要約書」より↓)



 12日、種子島の西之表市では、住民たちによる抗議集会が行われた。同日午後6時から私たちは首相官邸前で抗議行動を行った。(呼びかけ:島じまスタンディング、STOP大軍拡アクション)

 私たちは、馬毛島基地建設着工に至るまでの、地方自治を蹂躙する違法・脱法を含む強権的な手法を、許すことはできない。

 馬毛島基地建設の軍事的・政治的目的を、認めることはできない。

 国による島じまへの暴力を見過ごし、それに加担するわけにはいかない。

 宝の島・馬毛島の破壊を中止し、基地計画の撤回を!

動画1 ▶動画2 (ツイキャス)



報告

12日着工?ふざけるな!「馬毛島基地」なんか造らせてたまるか!官邸前緊急行動

参加約60人。

+種子島から、山内光典さん、迫川浩英さん、長野広美さん、三宅公人さん、和田香穂里さん…5件のメッセージをいただきました。▶▶▶▶▶

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〝呼びかけ〟の島じまスタンディングから/石井信久(当ブログ筆者)

 「馬毛島基地着工は本当に残酷で残忍だ。歴史も文化も自然もあるかけがえのない"宝の島"を、長く戦争を続けるための軍事基地として丸ごと壊すのは許されない。ワシントンや北京、東京の勝手な対立による暴力が琉球弧に向けられている」 ▶杉原こうじさんのブログー当日の速報!より、発言要旨)

言いたかったことは、▶「呼びかけ文」にも書いた通りです

そして、今日の官邸前行動を、馬毛島基地建設の中止、琉球弧の軍事化の中止、軍事緊張のない平和な東アジアの実現へ向けた大きな動きにつなげていきましょう、と訴えました。

ー以下、重要な発言が多くありましたので、杉原さんの「速報」より詳しい「遅報」として、発言内容をまとめました。(発言録ではありません。省略や言葉遣いの変更などしています。)

 

〝呼びかけ〟のSTOP大軍拡アクションから/杉原浩司さん(NAJAT

 「明日行われる岸田総理バイデン大統領の会談、まさにその手土産のごとく、馬毛島基地建設本体工事が着工されました。」

 「地元種子島の西之表市民は、根強く、反対の意思表示をしてきました。選挙でも反対を掲げる市長を選んできました。市長も、少なくとも基地建設に同意はしていない。そういう状況にも関わらず、実は今までも、本体工事と関係ないと詭弁を弄して、外周道路の建設や港の浚渫工事を始めていました。それに留まらず、今日、環境アセスメントの公告と同時に間髪入れずに本体工事に着手し、反対の人びとに対して、あきらめろと言わんばかりのことをやる、まるで独裁政権のやり方じゃないですか!今まで、沖縄に対してやってきたこと、琉球弧の島々に対してやってきたこと、それを今度は馬毛島を舞台にやろうとしている。絶対に私たちは許すことができない。」

 「安保3文書について言えば、今まで憲法9条の理念に即して、持たない、としてきた敵基地攻撃能力。それを、反撃能力と言葉をいいかえて、専守防衛は今も変わらないと詭弁を弄して、いよいよお墨付きを与えました。それによって、トマホーク500発をはじめ、三菱重工が作る12式地対艦誘導弾の長射程化の開発を含めて1500発を日本は持つことになります。それを真っ先に琉球弧に配備するという。そういうものが配備されたらどうなりますか?。みなさん、私たちが住む地域のすぐそばにミサイル基地や弾薬庫が次々と配備されていったら、安全だと思えますか?。間違いなく標的になる。そうしたことを、地域の人々の反対の声を無視して押しつける、こういうのをまさに圧政というのだと思います。私たちは主権者として、絶対に許してはいけません。」

 「今回の馬毛島基地の着工は、これから510年と続いていく、この国の戦争できる国づくり、戦争準備の先取りだと思う。」

 「今日このような抗議行動が出来たということは、これからにつながる動きだと思うので、ぜひ私たちに出来ることを!防衛省や浜田大臣の事務所に抗議することだって簡単だけれど出来ることのひとつ。これからも私たちに出来ることを粘り強くやって行きましょう!」

 ↓抗議の声を!

浜田靖一防衛大臣 国会事務所(TEL03-3508-7020FAX03-3508-7644

防衛省(TEL03-5366-3111FAX03-5261-8018

石川大我さん(参議院議員、立憲民主党)

 「馬毛島に基地をつくらせない!この声を、しっかりと、国会の中でも、立憲民主党の中でも、広げていくことをお約束したいと思います。いっしょにがんばりましょう!」

 「種子島には2回訪問し、馬毛島には1度上陸しました。」

「馬毛島を上空から見た航空写真では、乱開発で滑走路もどきの荒れ地が出来てしまっています。まず政府がやることは、この荒れ地を、緑豊かな、自然豊かな馬毛島に戻すことではないでしょうか! 自衛隊基地を造るのではなくて、乱開発によって赤い土が海の中に流れてしまった、その馬毛島を緑豊かなもともとの島に戻すことを、政府に強く、みなさんといっしょに求めたいと思います。」

 「種子島の漁師のみなさんは、なかなか魚が獲れない、というときには馬毛島に寄るんだそうです。困った時には馬毛島に行くと貝や魚が獲れる、それで一日の漁がなんとかしのげる、生活がしのげる。馬毛島というのは豊かな漁場だということも教えていただきました」

 「そしてまた、岳之腰の問題。…こんもりとした山です。それが、種子島からもはっきりと見えます。この岳之腰ごしに夕陽が沈む、それが種子島のみなさんの、ふるさとの原風景だと教えていただきました。防衛省は、この岳之腰を潰して、真っ平らにしてしまうという。種子島の人たちの心の原風景までも、奪ってしまう。これは本当にとんでもない話だと、みなさん思いませんか。」

 FCLPに関しては、基地全体の完成に先行して、2年後から出来るようにするという計画です。とんでもない戦闘機の音。しかしこういった音が出るんですよ、という実験は、防衛省はしておりません。似たような戦闘機をちょろっと飛ばして、上空でくるっと旋回して帰っただけの、そういったテストをしている。実際にFCLPになれば、夜中まで大きな音が出るということ、それも隠したまま、認めないまま、こうした工事が続くことに、本当に憤りをもって対応したいと思っています。」

塚本和也さん(弁護士)

 「私は東京の弁護士ですが、3年前ほど前から馬毛島基地問題に関わっています。種子島にも毎年訪れて、馬毛島にも2回上陸しました。」

「もともと環境問題として、乱開発に対してタストンエアポート社に差し止めや損害賠償を求める弁護団の活動には、私は途中から加わりました。馬毛島基地建設のために防衛省が海上ボーリング調査を始めた時から関わっています。」

 「本来であれば、今日公告された環境アセスメントの対象にこの海上ボーリング調査も含めるべきだったが、基地建設事業と一体性はないということで、この海上ボーリング調査は環境アセスメントの対象にならず、2年前から始められました。」

 「外周道路の工事というのも、明らかに基地建設に関係のある、基地の回りを囲む道路建設だが、一体性はないとして環境アセスメントの公告前に始められています。これも明らかに違法です。」

 「しかし、環境大臣も適切な意見を述べず、また、住民のみなさんから数千件の意見が届いているが、すべて官僚答弁というか〝法令に則って適切に対応して行きます〟だけでまったく噛み合ない意見が付されて、あっという間に環境アセスを通させてしまった。」

「本当に環境アセスの趣旨に反する、形骸化させた手続きになっている。違法だと思います。」

 「たとえば防衛省は辺野古の新基地建設に関しても環境アセスを行っているが、これは、方法書という始めの手続きから評価書の公告まで5年3ヶ月かけた。その間に反対運動も盛り上がって、いろいろな問題点の追求も行われた。その反省を活かしてか、馬毛島基地に関しては2年もかけず…辺野古の半分以下の期間で公告に至った。地元紙の報道などでは、担当者は寝ずにまとめたとか言われています。」

 「昨年の11月末に地元住民の方々、国会議員の方々と防衛省ヒアリングに臨んだ。その中でも環境アセスがどうなっているか、など質問したが、ほとんどまともに答えなかった。それにも関わらず、その直後にこのような状態になっている。本当に説明不足だし、国の意向で住民の意見が潰されてしまっていると感じます。」

 「私は、海上ボーリング調査の差止めにおいて、漁協の同意が無効だとか、濁りの確認が不充分だとか、いろんな論点を主張してきたが、残念ながら認められなった。その理由として、漁業者の方々がかなり買収されてしまっていることがある。防衛省の事業として海上タクシーというのを契約して、工事関係者を馬毛島に連れて行く。その仕事の方が漁をするより儲かる、という構造になってしまっている。それで漁師さんの反対がどんどん減らされている。」

「また、漁協の組合員400人ほどいるが、本当に馬毛島で代々漁をしてきた方はその中で数十人。だから漁協全体としての多数決では負けてしまう。ただ、漁業法の主旨から解釈すれば、その関係地区の3分の2の同意が必要だという主張を、私たちはしている。馬毛島で漁をする地元の漁師さんたちは反対の意思表示をしている。

 「これは最新の、きのう漁師さんたちに配られた防衛省の説明、たった3ページだけです。これで、馬毛島東側の宝の海と呼ばれているところの、漁業権の一部消滅をさせていただきます、と書かれている。いろいろ、きれいな言葉で書かれているが、説明不足極まりない。そんな状況で、漁協は署名決議を来週から始めようとしている。本当におかしい話だと思います。この署名決議の中止を求めると共に、たとえ強行されても反対するように漁師さんたちに訴えていきたいと思っています。」

 「住民監査請求。市長リコール運動が不成立になって、その影に隠れてしまったが、住民監査請求は、今回市長が防衛省に言われて行った市有地売却や市道廃止はおかしい、署名してください、と呼びかけたところ、一週間足らずで470人程の人が、請求者となった。市長がやっていることはおかしいという住民の方々の意思表示はまだまだありますので、ぜひ希望をもって、東京からも応援していただければと思います。」

 「西之表市議会で基地反対と賛成の議員は同数ですが、基地反対の議員が議長に就いているために賛成の意見が通ってしまっている状況ですが、まだまだ戦う余地はあると思います。法的にも違法な手続きばかりなので、みなさんぜひご注目いただいて、ご支援いただいて、全国的な問題として戦っていきたいと思います。」

斎藤美喜さん(宮古島在住)

「宮古島で5年前から抗議活動。ミサイル部隊の配備が済んでから3年間、陸上自衛隊と一緒に小さな島の中で生活している。その中でどんなことを感じているか、ということをお話します。」

 「毎日ひとりかふたり、多くて4、5人で抗議活動や自衛隊を監視して、おかしいことにはおかしいと言う。そういうことしか地元ではできない。石垣島も同じような状況で、個人が意地で続けているっていうのが現状。」

「与那国島、宮古島の千代田で駐屯地(宮古島駐屯地)が出来、保良弾薬庫が出来、石垣島も今年でもう完成と言われていて、今日また、馬毛島で工事が始まった。本当に、地元では止められないっていう思いしか…つらいですけど、ないです。」

 「私たちがやっていることは例えば、基地の中…私たちから道路を挟んだ距離で、小銃を抱えて軍事訓練をしているのを写真撮影してネットにアップしたりしますが、カメラを向けると、撮るな、と言う。撮らないようにという貼り紙も貼られました。そういう時は、自衛隊といえども公務員なんだから、法的根拠があるのか、あるのならそれを示すのが当たりまえじゃないか、というほんとに細かいことを言います。たとえばある日急に、航空自衛隊の基地で、全員24時間体制で、ゲートで銃を持った監視体制が始まったんです。その時も、誰に向けて、その銃をなぜ持っているのか説明しろ、という抗議をひとりかふたりでやります。そんなことしかできないんです。」

 「千代田駐屯地の工事前の防衛局の説明会では、ミサイルは置かないと言った。工事が始まって、弾薬庫のような構造はもう見えているのに、あれはただの保管庫でミサイルは置かないと言う。何度確認しても、ミサイルは置かないと防衛局は説明するのに、自衛隊が来てみると、弾薬庫の上から隊員が双眼鏡を使ったりテントを張ったり、24時間態勢で警備をしているので、何を警備しているのかと聞きに行く。そうすると、ミサイルを置いていることの通常警備をしているから、と平気で自衛隊は私たちに言う。当たり前のことを自分たちはやっているというので、私たちはミサイルを置かないって防衛局に聞いてるよ、説明されたよ、と言うと、平気で、事前の防衛局の説明と軍隊の運用は別だから、そんなこと言ってもしょうがない、っていうことを、はっきり口に出して言うんです。基地の広報官レベルでも、そういうことを平気で言う。」

 「保良弾薬庫は、やはり事前の説明会で、防衛局は大きな振動や騒音が出る訓練はしないと、はっきり地元で言ったんですけど、ある日突然、夜にもの凄い発砲と、発光をしながら、10時過ぎまで、道路を挟んで民家がある場所で銃声が響き渡るような訓練が始まりました。それに対しても地元の人が駐屯地の指令(いちばんの責任者)に、あの説明はだったのかと言うと、指令は、敷地内では自分たちは何をやっても勝手だって言うんです。基地の責任者が、敷地内は勝手だから文句を言うなってことを、ほんとに面と向かって、私たちは言われたりしています。」

 「自衛隊員と日々接していて、私は自衛隊員も公務員だと考えているんですけど、公務員としての最低のレベルがクリアできていない人たちが運用している。その人たちがこれから、1発4億円もするミサイルを管理することになるわけです。軍事費が2倍になる。金で装備を増やして安心出来るんだったら、まずそれはそれでありかなっていうのが、大方の日本の方の考えだと思うんですが、本当に、いろんな意味で足りないのは、人材です。軍事費が2倍になって装備が充実したとき、いちばん足りなくなるのは、人材だと確信しています。」

 「人材っていうのは、18歳から30歳までの若い人たち、全員が対象になると思います。基地は私たちが抵抗しても止められないのが現状ですけれども、どこかで止めなければ、本当に身内の若い人たちが、いちばん大事な時期に徴兵され、軍事訓練、人殺しの訓練を…そういうことが目の前まで来ていると、とっても感じています。だから南西諸島だけの問題じゃなくて、ほんとに若い人たち全員、どうするのってほんとに考えないと、決まってしまってからではどうにもならない。ほんとにつらいことが次に来る。戦争始まる始まらない以前に、軍事費増やしたら、人足りないでしょっていうのは、いちばん感じてることです。これを全国の人で共有して、なんとかこの流れを変えていきたい。」


 植松青児さん(琉球弧自衛隊配備反対アクション)

 「ひとりの東京に住む者として、今日この日にまず申し上げなければならないことは、琉球弧のみなさまに、本当に申し訳ないという気持ちです。このような暴力は、私たち東京に住む者がまずくい止めなければいけなかった。」

 「…私から付け加えることがあるとすると、たぶん2つです。」

「ひとつは、この暴力的な政策が、本当の目的を説明しない形で進められいる、ということです。いつわりの目的を垂れ流しながら、それを真に受けたマスメディアが垂れ流しながら進められているということです。」

 「6年前からずっと私が言ってきたことは、この軍拡は日本を守るためではない、ということです。考えればすぐ分かります。アメリカの軍事戦略ってものがまずあって、それにアジャストする形で日本が、南西シフトという形で自衛隊の配置転換を行い、こういったミサイル基地建設など整備しているわけです。

少なくともこれは日本を守るものではありません。正確に言うと、日本の主権を守るものではありません。そういう目的で始まったものではありません。アメリカの主権を守るものでもありませんよね。だってアメリカって、太平洋のどこにあるんだ、何千キロ向こうにあるんだって。主権領域はあそこでしょ、何でここで軍事配備やってるんですか、って話になれば、これは、アメリカの主権を守るためでも日本の主権を守るためでもありません。」

 「何を守ろうとしているのか。簡単に言えば、アメリカの(主権ではなく)勢力圏を守るってことです。太平洋戦争からずっと、彼らからすれば血を流してやっとつかんだこの太平洋の勢力圏、これを覇権とも言いますが、それを失いたくないための軍事戦略だったわけですが、ただ最近、さすがにそれでは、ヤクザと同じだからってのがバレてきたのか、台湾の人びとを守るための自衛隊南西シフト、という言い方がどんどん出てきました。」

 「台湾の民主主義を守るため…その綺麗事が本当だとしても、私たち、日本とアメリカは台湾の人たちの人権と民主主義を守るために琉球弧の人びとの人権を踏みにじります、と言ってるわけです。台湾の人びとのために琉球弧の人びとは犠牲になって下さい、っていうふうにやってることがまさに今日の出来事であり、この数年間、与那国、宮古、奄美大島、沖縄島、そしてこれから次は石垣、と進んで行くことです。どう考えても納得ができません。何かが歪んでいます。だれかの自由を守るために誰かの自由を踏んづける、平気でおかしいことを言っている。」

 「あともうひとつ。彼らは、戦争のための自衛隊配備ではない、戦争を止めるための、抑止力のための軍事配備だって言います。これをだと思うのは、彼らには本当の別の目的があると思うからです。

軍事緊張にあればあるほど、彼らには都合がいいんですよ。敵がいるっていう状態というのは、いろんな意味で秘密主義がまかり通ります。政治の透明性が失われます。そして誰かを敵と名指すことによって、その人の声を封じ込めることができます。すでにもう始まっていますね。軍拡に反対する人間に対して、〝反日〟って言ったり、〝中国の手先〟と言ったり、ぜんぜんそうではないにも関わらず、そういう言葉で威圧するわけです。私たちを萎縮させようとしています。

治安国家にするに当たっては、軍事緊張はとても都合がいい。彼らは戦争をやらなくても、絶対やりたいはずです、こういうことは。私たち自身の自由のためにも、こういう動きを止めなければいけない。」

 Fujikoさん(うたうたい、島じまスタンディング)

 「保良だより(ゲート前抗議行動を埼玉から遠隔リポート)をやっています。

小さな島に、弾薬庫を造って、この国は何を考えているんだと本当に思います。毎日毎日、頑張ってゲート前で車を止めている人たち、そういう人たちのために歌いたいと思います。ファイト~!」(うたはぜひ上の動画で!)

 FujikoさんFacebook 

 木元茂夫さん(すべての基地に「NO!」を・ファイト神奈川)

「昨日、九州防衛局熊本支局というところが西之表市を訪問して、環境影響評価書のあらまし、という文書を提示した。それに、自衛隊機の年間の飛行回数ってのがのってました。何と2万3千回です。いちばん多いのはF35Bで年間5千回くらい。輸送機や空中給油機4機種合わせて6千回くらい。(米軍機のFCLPが加わると、約2万9千回)

2万3千回ってのはどういうことかっていうと、自衛隊の普通の航空基地と何ら変わらなくなってしまう。厚木基地は今2万6千回くらいです。その水準に馬毛島は、このままいくとなってしまう。そんなことを許してはならない。」



馬毛島環境影響評価書の「あらまし」より




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