《呼びかけ》宝の島の海を潰すな!馬毛島軍港建設やめろ!3.22緊急官邸前行動

 

「宝の島の海を潰すな!馬毛島軍港建設やめろ!3.22緊急官邸前行動」

 呼びかけ:STOP大軍拡アクション、島じまスタンディング
首相官邸前(国会議事堂前駅3番出口)/18:00〜19:00

 


 上のセトクチ、コダイラセ、クジラガ崎のハエ、カメノコウ、フカウラ、マルセ、ヨコヒアガリ、ハマウラ、オオマルセ、ギンギイ、ツボキジリ、スバナ、大泊、大浦、スノクロセ、コウラ、ヒコクロウセ、ヨコセ、オオカワジリ、モハミセ、竹浦、ヒトゼ、マラカガウラ、山下瀬、ブタゼ、ツマサキ、ヒロウラ…馬毛島東海岸の浦々の、漁師たちによる呼び名です。

 馬毛島の海岸の96.7%は手つかずの自然海岸です(環境省)。種子島の漁業を支えてきたトッピー(トビウオ)やモハミ(ブダイ)など膨大な種類の魚類、その産卵場や稚魚のゆりかごとなった藻場・海藻類、ナガラメ(トコブシ)などの藻食性貝類、北限域とされる熱帯性サンゴ群落…種子島や屋久島と水深80mに満たない浅い海底でつながる馬毛島東海岸の海は、種子島の人びとにとって「宝の島」の海です。

 3月22日、防衛省は馬毛島東海岸の軍港建設工事に着手する方針です。

 工事による漁業制限は現時点で2027年11月末までで、制限区域は1100haにおよび、そのうち約100ヘクタールは軍港となるため漁業権は消失します。そこは、ヨコセ、オオカワジリ、モハミセ、竹浦、ヒトゼ、と呼ばれる、ナガラメやミズイカやアサヒガミやモハミが一番とれるという場所に当たります。防衛省は地元漁協に、約22億円を補償するとのことです。

 宝の島をまるごと壊し、その海までをも潰して造られようとしているのは、島を守るためでも「日本」を守るためでもない、「防衛」や「安全保障」のためですらない、東アジアの未来を軍事緊張で覆い尽くす「新冷戦」構造を日米主導でつくっていくための戦争態勢を支える基地です。陸海空自衛隊と米軍が使用する、2本の滑走路と軍港と弾薬庫を備えた自衛隊最大級の基地です。新「安保3文書」体制下で、琉球弧を戦場として想定する新たな戦争のための「不沈空母」です。島嶼戦争の多種多様な訓練や、爆音で知られる日米の艦載機離発着訓練が夜間訓練も含め行われます。兵站や輸送や機動展開の拠点であり、米国の戦略において日本に期待されている役割…持久戦を持ちこたえること、沖縄戦のように!…を果たすための基地です。

馬毛島基地なんか造らせてたまるか!
官邸前行動にぜひご参加ください。
 
 
連絡先
STOP大軍拡アクション
TEL 090-6185-4407(杉原) メール anti.arms.export@gmail.com
 
島じまスタンディング
メール ishiisugito@gmail.com(石井)
 
【馬毛島自衛隊基地計画】22日から港湾工事に着手 東岸全域で漁制限、地元漁協に22億円補償 
 

 
 

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