2023年10月の保良ゲート前

 

一刻も早く、宮古島からミサイル・弾薬の撤去を!そして、ミサイル基地の撤去を!  

3棟目の弾薬庫なんか造らせてたまるか!

 
 
  10月。イスラエルによる、パレスチナに対するジェノサイド・民族浄化。あまりにもひどい。信じられないような。宮古島・保良では、日本政府・植民地主義による暴力に対して、そこで暮らす人びとが抵抗しています。「毎日のようにゲート前に行くのは、この地域は無人島ではない!わたしたち住民が暮らしている、ということを伝えるためです。」(下地薫さん 9.26)

 「南西シフト第2段階」の10月。民間空港や港湾等を、琉球弧を中心に全国で、軍民共用化していく、戦闘機や軍艦が使えるように改修し、平時からいつでも自衛隊や海上保安庁が使える仕組みを整える、そのための「特定重要拠点」指定の動きが進められ、宮古諸島や八重山諸島を戦場として使用する際の住民の避難先を九州各地に確保する計画が進められ、「レゾリュート・ドラゴン」と称する、琉球弧を「戦域」とする日米の新たな作戦構想を融合一体化させる大規模実動戦争訓練・日米共同戦争挑発が、14日~31日、北海道と、九州~琉球弧の島じまで行われました。

▼保良での10月の軍事訓練予定▼
屋外:2(月)、3(火)、4(水)、5(木)、6(金)、10(火)、11(水)、12(木)、13(金)、26(木)、31(火)の11日間。10、11、12、13の4日間は「空砲等使用」と「夜間使用」「宿泊」あり
屋内射場:2(月)、3(火)、10(火)、16(月)、17(火)、18(水)、19(木)、20(金)、23(月)、25(水)、26(木)、27(金)、31(火)の13日間。26と31以外は「実包等使用」

▼この間の宮古島・保良と、南西シフト関連の動き▼
10月 1日(日) 陸自1等陸佐・第7高射特化群群長が9月22日、無登録の私物ドローンを飛行させ、保良訓練場北側で紛失させていたことを、「重大インシデント」に当たる可能性があるとして群長が国交省に報告。航空法違反の疑いも。

□10月1日~ 鹿児島県中種子町(種子島)で、新設の自衛隊対策室が始動。「馬毛島基地」関連施設誘致の推進活動に取り組む。

□10月 5日(木) 竹富町と石垣市で、内閣官房・内閣府・国土交通省・海上保安庁の関係者19人が訪問し「公共インフラ」整備の説明。竹富町役場で政府側は、波照間空港を「特定重要拠点空港」に指定する計画を示し、町から県に滑走路延長を要請するよう求めた。石垣島では、新石垣空港の滑走路延長や港湾整備が検討されている。

10月 5日他 今月も相次ぐ軍用車両(ミサイル車両、偽装ネットをつけたままの車両、火薬類積載の標識を付けた危険車両を含む)の保良集落内我が者顔走行と、抗議行動に対して自衛隊が警察に通報するという悪質な嫌がらせ

□10月 7日(土) ハマス主導のパレスチナ人戦闘員がイスラエルを攻撃

□10月 8日報道 「もはや奄美・沖縄が最前線、九州が後方ではない」(防衛省関係者)「作戦領域として一体」(防衛省幹部)…『南西防衛、九州も体制強化 ステルス機、ミサイル部隊配備』時事通信

10月12日(木) 宮古島平和ネットワークは「民間空港・港湾を自衛隊訓練に使用しないよう求める要請」を、座喜味一幸市長に提出。(下・10/14の「保良だより」)
「民間空港・港湾の軍事利用は、国際人道法違反である。」

□10月12日 嘉手納基地メインゲート前の沖縄市胡屋十字路で1000人デモ。日米共同訓練の中止を!うるま市への地対艦ミサイル部隊配備と沖縄市のミサイル弾薬庫建設計画に反対!

10月12日 10:30頃、とつぜん発砲音(訓練場・野外)

□10月13日~ 海自鹿屋基地から米軍嘉手納基地へ、米無人偵察機MQ9の移駐作業始まる。

□10月14~31日 「レゾリュート・ドラゴン23」と称する日米共同大規模訓練、北海道と九州~琉球弧で実施。琉球弧を「戦域」と想定し、日米の新たな作戦構想を融合一体化させる戦争訓練。

□10月16日報道 米軍と自衛隊が「物資や装備品の備蓄・補修施設を沖縄県などの南西諸島に整備する検討に入る」ことが毎日新聞の取材で明らかに。

□10月17日(火) 在沖米海兵隊は、キャンプ・ハンセンに駐留する第12海兵連隊を、島嶼戦争(遠征前方基地作戦・EABO)に特化した第12海兵沿岸連隊(MLR)へ11月15日に改編すると発表。

□10月17日~18日 松野官房長官(当時)、熊本県と鹿児島県を訪れ両県知事と面会。沖縄県の離島住民の避難先として、移動手段の確保や受け入れ施設の整備などの計画を2024年度中に策定するよう要請。

□10月18日報道 防衛省は、米国製トマホークの配備開始を2025年度に1年前倒しすることと、国産長射程ミサイルの開発と配備を早める検討も始めた。

10月21日(土) 「体験飛行」の自衛隊ヘリが保良上空を飛行。

10月22日(日) 日韓の空軍戦闘機が、米戦略爆撃機と初の同時空中展開訓練。

10月23日(月) 3棟目弾薬庫建設計画地とその周辺で進められている工事に関する質問に、沖縄県土木事務所と防衛省から回答。(下・10/23の「保良だより」)

□10月24日報道 「南西諸島防衛を担う」陸自第15旅団を師団に格上げする時期を2026年度とする、防衛省の方針が明らかに。産経

10月26日(木) またしても、銃口を保良集落に向けて訓練。ゲート前では、保良集落に向かおうとする大型軍用車両を住民が止めて抗議。

10月30日(月) 隊舎の建設が始まる?(保良訓練場内)。完成すれば、訓練のために全国から隊員が集まるようになる?

10月30日頃~ 3棟目弾薬庫計画地で、擁壁(地上覆土式弾薬庫には付き物の)のようなものの建設が始まる。

□10月30日報道 防衛省、空自戦闘機をオーストラリア空軍基地に一定期間派遣するローテーション展開の検討に入る。豪軍への攻撃に対し集団的自衛権を行使し、自衛隊が反撃することも視野に共同訓練する。朝日新聞

 10月はゲート前に大勢の訪問者がありました!
 
 埼玉県在住のFujikoさん(うたうたい・島じまスタンディング)は保良ゲート前行動のSNSグループに参加して、ほぼ毎日、「保良だより(遠隔リポート)」を、保良の方々の許可を得てfacebookで発表しています。

▶Fujikoさんfacebook

  ↓以下、「保良だより」を毎月一回の〝島じまゆんたく〟でスライド上映するためにまとめた画像です。

 2023年10月の「保良だより」1056〜1082より。原作はFujikoさん。写真は保良ゲート前のみなさまから。編集は石井杉戸です
 
 
 


 

 




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