2025年10月の保良ゲート前

 一刻も早く、宮古島からミサイル・弾薬の撤去を!そして、ミサイル基地の撤去を!
保良集落に自衛隊宿舎を造るな!



改めて専門家にお話を伺いました。
国民保護の検討をしておく意味はあるでしょうか?


(回答)まず、大前提として、戦争は最大限の努力をして避けるべきものであり、その意味で国民保護とは実行しないで済むのであればそれに越したことはないものになります。
 それでも、2022年からのウクライナ戦争のように、急速に危機が高まり戦火が及ぶことは歴史的に何度も繰り返されてきました。万が一の時の最悪な事態とは人命が失われ、社会や文化が存続できなくなってしまうことです。国民保護とは、そうした最悪な事態よりも「一手だけマシな手」として、市民の人命をまもり、地域の社会や文化が存続する可能性を残すためのものです。そのためには、住民の皆さんを含めた多くの人の関与と協力が不可欠であり、普段から議論し、準備をしておく必要があります。ただ、「準備をしたからには必ず行う」というものではありません。
 しっかりと準備はしても、極力実施せずに済ませる方が良いということが基本的な考え方になります。
中林 啓修(日本大学危機管理学部危機管理学科准教授)(※赤字ママ)


10月28日から11月1日まで、宮古島市役所で「国民保護 住民意見交換会(オープンハウス型)」が開催された。↑上は、会場のパネル展示より引用。

「国民保護」は、最悪な事態よりも「一手だけマシな手」であり、実施しないで済めばそれに越したことはないが、準備をしておくべきものだと、「専門家」のもっともらしい正論・一般論が述べられている。

しかし忘れてはならないのは、いま「先島12万人」の「全島避難(島外避難)」として策定されつつある「国民保護」計画は、「南西シフト」と呼ばれる琉球弧の島じまを「最前線」として利用することを前提とする戦争態勢づくりの、その一環として進められているということだ。そもそも「国民保護法(武力攻撃事態等における国民の保護のための措置に関する法律・2004年成立)」は、「事態対処法(2003年成立)」の枠組みのもとで制定された、「南西シフト」のはじまりの有事法制(戦争法)のひとつだ。

「南西シフト」が島民を守るためのものではないのと同様に、「全島避難計画」も島民を守るためのものではない。


以下…更新がたいへん遅くなっていますが、2025年10月の宮古島・保良ゲート前の記録です。26日には宮古島市議会議院選挙の投開票が行われ、保良在住の下地茜さんが3期目の当選を果たしました。しかし、定数22(前回は24)にたいし、与党15人、中立5人、基地反対の野党は2人(前回は7人)という結果になりました。この月の保良ゲート前の活動は、選挙活動のため10日から27日までお休みでした。

▼保良での10月の軍事訓練予定▼
屋外:3(金)、4(土)、27(月)、28(火)、29(水)、30(木)、31(金)の7日間3~4日は「夜間使用有り」「宿泊有り」。27~31日の5日間は「100人以上」「空包等使用」「擬砲煙等使用」「UAV(無人機)使用」「夜間使用有り」「宿泊有り」。

屋内射撃場:6(月)、14(火)、15(水)、16(木)、17(金)、20(月)、21(火)、22(水)、23(木)、24(金)、26(日)、27(月)、28(火)、29(水)、30(木)の15日間すべて「実包等使用」「夜間使用有り」。

▼この間の宮古島・保良と、全国の南西シフト関連の動き▼
10月15日(水) 中谷「防衛」大臣(当時)が馬毛島視察

10月20日(月) 自民と維新「連立政権合意書」交わす。「リアリズムに基づく国際政治観および安全保障観を共有する」

10月20~31日 「自衛隊統合演習(実働演習)」。約6万人が参加(過去最大規模)、米豪も参加。

10月21日(火) 高市内閣発足。異例の人事…「国家安全保障と核軍縮・不拡散問題担当」の首相補佐官に元自衛官の尾上定正氏。「内閣危機管理監」に前防衛次官の増田和夫氏。

10月22日(水) 小泉ボーエー大臣戦後最も厳しく複雑な安全保障環境に直面する中で、南西地域における防衛体制の強化は喫緊の課題」「(〝安保3文書〟前倒し改定について)我が国の独立と平和、国民の命と平和な暮らしを守り抜いていくための取組を進めていくことが必要」など、就任会見で。

10月22日 陸自が与那国島の状況を調査しまとめた内部文書『与那国島地誌2023年度版)をQAB(琉球朝日放送)が入手。「摂食可能な動植物」との項目には「与那国馬」の記載も。

10月24日(金) 「国家情報局」の創設へ。木原官房長官「検討を進めたい」、記者会見で。

10月25日(土) 小泉ボーエー大臣「トップセールスを強化していきたい」「我が国を取り巻く安全保障環境が日増しに厳しさを増す中、私としても、防衛力の変革は一刻の猶予も許されない」など、空自横田基地・海自横須賀基地視察後。

10月26日(日) 宮古島市議会選挙投開票。当選22人のうち、基地反対の議員は2人に。

10月26日 「馬毛島先遣隊」新設の式典(異例)、西之表市で。

10月26日 小泉ボーエー大臣、武器輸出に関する「5類型」について「撤廃を進めていかなければならない」と、NHK番組で。

10月28日(火) 日米首脳会談。高市・トランプは大統領専用ヘリで米海軍横須賀基地を視察。原子力空母「ジョージ・ワシントン」で米兵・自衛隊員を前に高市「大統領とともに世界で最も偉大な同盟となった日米同盟をさらなる高みに引き上げていく」などと演説。小泉・ヘグセスも同席。

10月28日 小泉ボーエー大臣現下の安全保障環境に即して進化を続ける自衛隊と米軍が、その能力を最大限発揮できるよう、私自身が先頭に立って、カウンターパートであるヘグセス長官と共に、同盟の抑止力・対処力をより一層強化していく決意です」など、閣議後会見で。

10月28~11月1日 「国民保護 住民意見交換会(オープンハウス型)」宮古島市役所にて(宮古島市防災危機管理課)。

10月29日(水) 日米ボーエー相会談

10月31日(金) 「九州、鹿児島県を含め、南西地域においてしっかりと訓練を行うことは、我が国の平和と安全を守る上で重要です。地域の皆さんのご理解も含め、今後とも必要な訓練を行ってまいりたい。」小泉ボーエー大臣閣議後会見で。「自衛隊統合演習」が終わった日。

埼玉県在住のFujikoさんは保良ゲート前行動のSNSグループに参加して、「保良だより(遠隔リポート)」を、保良の方々の許可を得てfacebookで発表しています。

▶Fujikoさんfacebook

 ↓以下、「保良だより」を毎月一回の〝島じまゆんたく〟でスライド上映するためにまとめた画像です。

2025年10月の「保良だより」1558〜1565より。原作はFujikoさん。写真は保良ゲート前のみなさまから。編集は石井杉戸。










































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