〈資料〉ミサイル基地・勝連分屯地の現在

 

地対艦ミサイル部隊の陸上自衛隊 勝連分屯地(沖縄県うるま市)への今年度内の配備が計画されています。 

 自衛隊の「南西シフト」(琉球弧を最前線とし海峡・海上封鎖を主目的とする島嶼戦争態勢)の主力となる地対艦ミサイル部隊の、奄美大島、宮古島、石垣島に続く4番目の配備となります。この4つの「地対艦ミサイル中隊」を束ねる「第7地対艦ミサイル連隊(仮称)」司令部も、勝連に配置される計画です。これまで準備されてきたミサイル戦争態勢が、即応態勢として本格的に動き始めることになります。
 
 「12式地対艦誘導弾」の長射程化も進められています。現行の200kmから900kmへ、最終的には1500kmを目指すと言われています。地発型の「能力向上型」の開発は2021年から三菱重工によって始められ、2023年度から量産開始、2026年度には納入される計画です。


勝連分屯地の南東部一帯は、保安林に指定されています。
 
 保安林が違法に開発・形質変更されて、現在の火薬庫やミサイル車両広場や道路等の基地施設になっている。さらに、地対艦ミサイル部隊配備に向けて行われる予定の2つの工事(火薬庫改修、ユーティリティー改修)が保安林指定区域にかかっていることが明らかになっています。

 森林法に違反して形質変更された保安林区域は森林に復旧されなければならず、ミサイル部隊配備などできません。しかし防衛局は、米側からの返還時点で森林はなくなっていたが50年以上も支障なくやってきたと弁明し、県に保安林の指定を解除させてでも新部隊配備を実現させようとの姿勢を見せています。
 
 
 「勝連にもいらない!琉球弧をミサイル戦争拠点にするな 8.28官邸前行動」にあたって、「ミサイル配備から命を守るうるま市民の会」から資料をお借りしました。以下、掲載します。 





ミサイル基地・勝連分屯地の現在
 












 
8月28日(月)18:00〜19:00
【勝連にもいらない! 琉球弧をミサイル戦争拠点にするな 8.28官邸前行動】
ぜひご参加下さい!


 

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