大分敷戸と宮古島保良からのメッセージ 9.26官邸前行動

 

9月26日(火)【島じまを守るためでも、日本を守るためでもないミサイル配備をやめろ
琉球弧・大分・青森、拡大する弾薬庫計画に抗議する 9.26官邸前行動】に、
「大分敷戸ミサイル弾薬庫問題を考える市民の会」宮古島保良在住の下地薫さんからメッセージをいただきました。

大分から

「琉球弧・大分・青森、拡大するミサイル弾薬庫計画に抗議する 9.26官邸前行動」にお集まりの皆さんに連帯のメッセージを送ります。

「大分敷戸(おおいたしきど)ミサイル弾薬庫問題を考える市民の会」です。8月11日に創立総会を開いて会を発足させました。集会には地域住民を中心に約250人、海外を含めオンラインでの30人、各地から多くのメッセージをいただいての開催となりました。本日、官邸前にお集まりの皆さんに敬意を表します。また、メッセージの形ではありますが、この場で大分の状況を紹介させていただく機会をいただき、感謝します。

大分では長射程ミサイル用の大型弾薬庫を陸上自衛隊大分分屯地に建設する計画が進められています。11月には構内道路の整備工事が開始され、数年後には弾薬庫が完成して長距離ミサイルの配備が始まるとのことです。 
大分分屯地は大分市内の南部、大分駅から6キロ程度の住宅地の、まさに中央部に位置し、周辺には保育園、幼稚園、小中高校、大学、病院、スーパーその他の生活施設を有する人口密集地です。弾薬庫の外縁から10キロの円内には、県庁所在地である大分市の大部分が入ります。

国内外で人気の温泉リゾート地、湯布院にある陸上自衛隊湯布院駐屯地には、すでに米海兵隊日本版の水陸機動部隊が設置されていますが、来年度には新たに290人からなるミサイル連隊を編成することが概算要求に盛り込まれています。ここが長距離ミサイルの発射部隊となっていくのではないかと不安を募らせています。さらに来月には、湯布院の町から車で20分ほどのところにある日出生台(ひじゅうだい)演習場で、日米合わせて3600人規模の合同訓練が予定されています。

緑豊かなふるさと大分が軍事拠点にさせられようとしています。

大分敷戸(しきど)にミサイル弾薬庫の建設が行われ、ミサイル部隊が湯布院に配備され、そして、米日の軍事訓練が日出生台(ひじゅうだい)で行われるというのです。軍拡をすすめるこの国は、地域がこれまで大切にしてきた町づくりを根本から破壊しようとでもいうのでしょうか。

政府による戦争政策を止めるには、戦争を憎み、何が何でも戦争は絶対に起こしてはならないという意思を持つ全国の市民の連帯が必要です。全国の皆様とともに、一緒に運動を進めていきたいと思っています。
さて、私たちの会では、国の大軍拡の背景について、まずはこの問題を多くの方々に広めていくことが必要であると考え、各種講演会やイベントを連続して開催しています。また、地元で少人数単位での懇談会を開いたり、街宣活動で地域に訴えたりする活動も行っています。その一環として、歌もつくりました。歌詞を紹介し、お集まりの皆さんへのメッセージとします。
 

ミサイルや弾薬庫は何のためにあるのでしょうか。戦争のためです。
弾薬庫から運び出されるミサイルは、海の向こうの命を奪います。
私たちが暮らす街も、狙われたら逃げるところなどありません。
「相手の国を先に攻めて戦さをする」と、国が言っているのです。
やめさせましょう、戦争を。「戦争反対」の声をあげましょう。
平和を求める、この願いを子どもたちに伝えましょう。
弾薬庫施設に隣接する住宅地には自衛官やその家族も住んでいます。
彼ら彼女らを守るのは、武力などではありません。戦争をしないことです。
若者の未来を照らすのは、世界に誓った憲法9条です。
お年寄りが望むのは、軍拡ではありません。穏やかで、やさしい暮らしです。
いのちを守るのはミサイルや銃ではありません。戦闘機や軍艦でもありません。殺し合いの訓練でもありません。
いのちを守るのは、人間同士の信頼の力です。今こそ「戦争をしない叡智」を結集しましょう。
 

以上です。
各地の運動から一つでも多くのことを学びながら、大分でも運動を進めていきたいと思っています。今後ともどうかよろしくお願いします。
終わります。
 
 
 
■■宮古島・保良在住の下地薫さんから
 
2019.10.7に、基地建設工事が始まって以来、私たちはずっと抗議活動を続けてきました。来月には4年目に突入します。工事が進み、基地が完成に近づくにつれて、「どんなに抵抗しても国が進める基地建設は止められない」と諦めていく人びとが増えていきます。

「でもね…闘いはこれからなんです!!」

計画された弾薬庫3棟のうち2棟ができた時点で、2021年に基地の供用開始。その年に、ミサイル弾薬搬入を行いました。

集落に隣接して造られた基地の弾薬の量や種類は、秘密事項として伏せられたままです。やがてミサイル発射機などの重量級の車両が、何台も集落を横断するようになり、「騒音はありません」という住民への説明とは違い、戦場にいるかのような野外での射撃訓練の音。「民間地域での訓練はいたしません…」と言っていたのに災害救助の名目での訓練を民間地域で展開。

日を追う毎に基地機能強化が進んでいきます。

そして最新の報道では、宮古島への電子戦部隊の配備です。そのうち、無人兵器が飛び交う島になるのでしょうか…

毎日のようにゲート前に行くのは、「この地域は、無人島ではない!!」
…わたしたち住民が暮らしているということを伝えるためです。

私達にできることは、ここに私達の生活圏があり、安心して暮らしていける権利を求めていくことです。

引き続き私達は闘いを続けていきます。これからも応援よろしくお願いします。
 
(ミサイル・弾薬庫反対住民の会、宮古島平和ネットワーク、下地博盛代表のパートナー下地薫さん)
 

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「大分敷戸ミサイル弾薬庫問題を考える市民の会」のみなさん、下地薫さん、ありがとうございました。
 


 

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