《呼びかけ》2.17/私たちの税金が、戦争や虐殺、琉球弧の収奪のために使われることに耐えられない! ~8兆7005億円を通すな! 新宿アクション

 

私たちの税金が、戦争や虐殺、琉球弧の収奪のために使われることに耐えられない!
~8兆7005億円を通すな! 2.17新宿アクション


2月17日(月) 19:00~20:00(荒天中止)
JR新宿駅東南口


〈呼びかけ〉
島じまスタンディング ishiisugito@gmail.com(石井)
STOP大軍拡アクション 090-6185-4407(杉原)



 
防衛省と称する行政機関は、2025年度予算案に8兆7005億円を計上した。


私たちは耐えられない。

いま行われている戦争を見る目。メディアは「ウクライナ戦争で実証されたドローン戦術の有効性」を嬉々として伝え、政府は5年で1兆円規模の「無人アセット防衛能力」強化を打ち出し、攻撃型ドローンの導入にも踏み込む。2023年以降アメリカは、大量の無人機で台湾海峡に「地獄絵図」を作り出す構想を唱える。
【「無人アセット防衛能力」に約1,110億円】※2

パレスチナ人に対するジェノサイドで性能を高めたイスラエル製のドローンが、「実戦での運用経験が豊富」だと評価され、琉球弧での「実戦」に備えて導入されようとしている。
【小型攻撃用UAV」の取得に32億円】

敵基地攻撃ミサイル。昨年末に新島で発射実験が繰り返された「12式地対艦誘導弾能力向上型」が、今年度内に配備される。今月7日には「島嶼防衛用高速滑空弾」の発射実験に成功したと防衛省が発表。2019年から2024年にかけて、奄美大島、宮古島、石垣島、沖縄島に地対艦ミサイル部隊が配備され、海上封鎖態勢が発動した。それがさらに危険な段階に進む。
【「スタンド・オフ防衛能力」に約9,390億円:「12式地対艦誘導弾能力向上型(艦発型)」の取得に168億円、「潜水艦発射型誘導弾」の取得に30億円、「島嶼防衛用高速滑空弾」の取得に293億円】

戦争を継続する能力が、戦争を「抑止」するために必要なのだという。琉球弧を「戦域」とする作戦を持久して遂行できるように、基地の強靭化と主要司令部の地下化を進め、民間空港・港湾・道路の軍事利用を推進し民間の輸送力も動員、琉球弧・九州から北海道まで全国で弾薬庫を増設して、大量のミサイル・弾薬を準備する。
【「弾薬の確保」に約7,675億円、「装備品等の維持整備」に約2兆2,247億円、「施設の強靭化」に約6,983億円、「主要司令部の地下化等」に874億円、「火薬庫の整備」に336億円、「佐世保・崎辺東地区に係る施設整備」に255億円、「呉地区における多機能な複合防衛拠点の整備」に5億円】

持久戦のためには、新しい血液が必要だ。戦場・第一線における自衛隊員の爆傷・銃創による失血死を防ぎ、救命率を向上させて前線で戦う兵士を確保するために、血液製剤を自律的に確保・備蓄する。
【「血小板温存型白血球除去フィルターを含めた血液製剤の関連機材等の整備」に8億円】

新たな基地建設も進む。
【「北大東島への移動式警戒管制レーダー等の受入施設整備」に60億円、「馬毛島における施設整備等」に473億円、「普天間飛行場代替施設の建設等」に1,919億円】

宮古島の保良と七又の集落の生活圏内に造られたミサイル基地のゲート前で、着工の日から5年以上にわたって抗議活動を続けている方がいる。住民の枕元にはミサイルが置かれた。集落内の生活道路にミサイル車両が走り回っている。射撃訓練場も完成し、3棟目の弾薬庫が建設中だ。住民など誰もいないかのように地域の戦争拠点化を強行する防衛省・自衛隊に対し、ここには私たちが暮らしているんだと毎日のように訴えてきた、その方の自宅の目の前で、自衛隊員の宿舎の建設が始まった。このようなことを、基地を押し付けている側の「本土」住民の大半が、知らないということ。


私たちの税金が、この国で暮らす人びと、この国を訪れる人びと、この国と関わるすべての人びとが、ともに生きていくために使われるのではなく、国と国、人と人との間の対立を深め、大国の狭間で暮らす人びとを軍事で圧迫し続けるために使われることに、私たちは耐えられない。

私たちは、戦争に協力したくない。虐殺に加担したくない。これ以上、琉球弧の島じまを奪いたくない。
新宿アクションに、ぜひご参加ください。

 
注※:参考「無人機で一変した戦争、米国の台湾有事戦略でも主役に」By Peter,Apps 2024.6.23/Reuters
https://jp.reuters.com/opinion/forex-forum/ZDLHD5FHCJPKHDZDSIGMK3ZHDM-2024-06-22/
※2:【 】内はすべて『防衛力抜本的強化の進捗と予算』(2024.12.27防衛省)より
https://www.mod.go.jp/j/budget/yosan_gaiyo/fy2025/yosan_20241227.pdf

付記:2月19日から3月7日まで、日米共同訓練「アイアン・フィスト25」が計画されています。相浦駐屯地、高遊原分屯地、沖永良部島、キャンプ・ハンセン、金武ブルー・ビーチ等で、琉球弧での戦争を想定して実施されます。この戦争訓練についても、中止を訴えます。

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グラウンドルール
私たちは、参加者の皆さんといっしょに、差別や攻撃的言動のないオープンな場を作るように務めます。
【基本】
あらゆるハラスメントをしない・人権侵害を行わない、正当化しない
【勧誘】
無理に店に誘ったり、団体に勧誘しない。
【差別に加担しない】
・ 性別や性別のあり方 ・性的、恋愛的指向 ・性表現や性的特徴 ・人種や民族 ・国籍 ・出自やカースト ・障がいや病気 ・学歴 ・身体的特徴 ・宗教  ・言語 ・年齢 ・職業 ・能力 ・階級や収入 などについて、一部の人のあり方が〈普通〉〈自然〉、あるいは〈より尊敬に値する〉〈奨励・優遇される べき〉とみなす表現は避ける。
【撮影について】
行動を発信するため、主催者(や委託撮影者)が写真や動画を撮影します。撮影されたくない方はマスクやサングラスなどの対策をお願いします。
撮影をする方は、確認をとるなどの配慮をお願いします。
【感染対策】
マスクの着用は強要しませんが、感染症を他人に感染させるリスクが高い期間は適切な判断をお願いします。



 
 

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