《資料とメモ》2026年9月の軍事演習(軍事演習のヤバさ)

 



8月29日に、「軍事演習のヤバさを考える会」を開催しました。
YouTubeに動画をアップしていただきました。ぜひご覧ください。

2:30~軍事演習のヤバさについて/島じまスタンディング
39:20~種子島から(zoom)和田香穂里さん
57:46~宮古島から(zoom)上里清美さん
1:22:30~質疑
1:44:31~これからおこなわれる軍事演習/島じまスタンディング

島じまスタンディングの報告「軍事演習のヤバさについて」の内容と資料はこちらをご覧ください。


《資料とメモ》2026年9月の軍事演習

以下、2026年8月末から9月におこなわれている/おこなわれた、自衛隊が参加する主な軍事演習についての資料とメモです。



陸自と陸仏軍との実動演習「ブリュネ・タカモリ26」
8月25日~9月5日
場所:王城寺原演習場(宮城県)

ニューカレドニアに駐屯するフランス陸軍陸上自衛隊との共同演習。2023年、ニューカレドニアで1回目の「ブリュネ・タカモリ」を実施。2回目は日本(王城寺原演習場と岩手県の岩手山演習場)、と交互におこなわれ、今回が4回目。ニューカレドニア海兵歩兵連隊約40人と、陸自第20普通科連隊(山形県彦根市)約120人が、「対ゲリラ・コマンドウ作戦」にかかわる訓練をおこなった。

「防衛省」は今年度、「小型攻撃用UAV(ドローン)」の導入をはじめた。Ⅰ型(個人携行型・近距離で車両などを攻撃)、Ⅱ型(個人携行型・中距離で艦艇などを攻撃)、Ⅲ型(車載式・遠距離で艦艇などを攻撃)の3種類の導入が計画されている。そのうち、ことし5月に「Ⅰ型」として選定された「ドローン40」(オーストラリアのDefendTex社製)が、今回の「ブリュネ・タカモリ」ではじめて訓練に使用され、報道陣にも公開された。












陸自と米尼軍等との実動訓練「スーパー・ガルーダ・シールド26」
8月26日~9月11日
場所:インドネシア(スマトラ島バトラジャ演習場、ランプン州、カリマンタン島東部)
●インドネシア、アメリカ、オーストラリア、カナダ、フランス、ドイツ、インド、ニュージーランド、オランダ、日本等が参加

10か国以上が参加する「島嶼(とうしょ)奪回」訓練。陸自からは「水陸機動団(長崎県 相浦駐屯地他)「第1空挺団(千葉県 習志野駐屯地)などが参加。

2007年に「ガルーダ・シールド」と称してはじまり毎年おこなっわれている。2022年から「スーパー・ガルーダ・シールド」となった。2025年は13か国が参加した。

日本とインドネシアはことし5月4日、「DCA(防衛協力協定)に署名した。日本から中古潜水艦などの武器輸出が検討されているのでは、と推測されている。

※昨年(2025年)














日米豪共同指揮所演習「ヤマサクラ(YS-91)」
8月29日~9月10日
場所:朝霞駐屯地(東京都・埼玉県)、東千歳駐屯地(北海道)、健軍駐屯地(熊本県)、善通寺駐屯地(香川県)、沖縄県内の米軍基地、など

1982年、陸自と米軍の陸上部隊(陸軍と海兵隊)との指揮所演習として「ヤマサクラ」がはじまる。年に約2回のペースでおこなわれ、内容は非公開。2023年から「日米豪」共同演習となる。2023年はフィリピンも参加。

今回、AI(パランティアの「メイブン」?)が導入されるらしい。

米陸軍は人工知能(AI)を演習に組み込む方針で、同軍は取材に「ヤマサクラにおけるAI活用は即応体制強化に向けた新たな一歩になる」などとコメントした。衛星画像やドローン映像などの膨大な情報を解析し、指揮官の意思決定をAIで支援する「メーブン・スマート・システム(MSS)」を導入。防衛省もMSS取得を検討している。(八重山毎日新聞 9月3日)









日米韓共同訓練「フリーダム・エッジ26」
9月7日~9月11日
場所:主に東シナ海とその上空。市ヶ谷、訓練実施部隊の所在地。

「フリーダム・エッジ」は2024年からはじまり、今回で4回目。「海上作戦」「航空作戦」「後方運用」「サイバー作戦」「PHOTOEX(艦隊を組んで効果的な構図で撮影する)」の訓練を予定。米軍横田基地では、日米韓の共同調整所を設置する。








陸自と米豪軍(陸軍)との実動訓練「オリエント・シールド26」
9月8日~9月24日
場所:北海道、埼玉県、東京都、千葉県、神奈川県、広島県、鹿児島県などの軍事施設、民間港(釧路港、苫小牧西港)など。

「オリエント・シールド」は1982年から、陸自と米陸軍の相互運用性を強化する訓練として実施されてきた。近年は「マルチドメイン作戦」「クロスドメイン作戦」をテストする日本での最大規模の訓練としておこなわれている。

現在、米太平洋陸軍の「第3マルチドメイン・タスクフォース」が、中距離ミサイルシステム「タイフォン」(トレーラー車載式の装置で、巡航ミサイル「トマホーク」などを発射する)とともに、日本国内でのいくつかの訓練に参加するため、海自 鹿屋航空基地(鹿児島県)に一時展開している。「タイフォン」は「オリエント・シールド」終了後、在日米軍基地に配備されることになっている。


また、今回の「オリエント・シールド」では、【①「日米アセット」専門家交流】【②「日米豪の長射程火力運用」専門家交流】というものが計画されている。

①は、ことし3月にはじめて配備された自衛隊の2種類の隣国攻撃・長射程ミサイル・「25式地対艦誘導弾」「25式高速滑空弾」の運用部隊と、米陸軍の「タイフォン」の運用部隊が、「専門家交流(研修・意見交換等)」をおこなう。
②は、「陸上総隊米太平洋陸軍の長射程部隊及び豪陸軍第1師団が長射程火力運用に係る机上での意見交換を実施」し、「長射程火力運用を机上検討」するという。

配備がはじまったばかりの自衛隊の長射程ミサイルと、これから配備されようしている米陸軍の長射程ミサイルの「相互運用」(AIによって統合)へ向けた取り組みがはじまるのだろうか。











日印共同訓練「ヴィーア・ガーディアン26」
9月9日~9月21日
場所:インド(ジョードプル空軍基地とその周辺空域)
●空自とインド空軍

2023年、日本で「ヴィーア・ガーディアン」が実施され、今回が2回目。自衛隊の戦闘機が、はじめてインドに展開する。



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